VFYA BMW Owner's Club BMWパンダ講座
Part.3  F R 編
車のことでFF、FRなどの言葉を聞いたことがあると思いますが、これを簡単に解説します。
エンジンが車体のどこに搭載されているのか、駆動輪(エンジンの力を路面に伝えるタイヤ)が前輪なのか後輪なのか、車のエンジンと駆動輪のレイアウトのことを表す言葉です。
他にもMR、RR、4WD(四輪駆動車)など色々あります。

下の写真は車を横から見たイメージと思って下さいね。見えないって..。トホホ。
友情出演=エンジン役:デカパンダ、駆動輪担当:普通パンダ(制作日数ちょっと、制作費なし)


FR えふあーる
FR:フロントエンジン・リアドライブ

FRとはエンジンが
で駆動輪が後ろ
写真向かって左側が車の進行方向とした場合、デカパンダくんがエンジンでフロントに搭載、後輪のタイヤを普通パンダくんが駆動しているの図。車はコーナリングする時に遠心力がかかるため、前後の重量が均等に配分されていると、安定したコーナリングが可能とされています。前輪はかじ取りだけ担当、後輪は駆動輪の担当と役割を分担。エンジンから駆動輪までの間に、ドライブシャフトという長い棒みたいなものが車体の下にあって、後部座席の足元中央部が出っぱっているのがその証拠です。
ドライバビリティー追求のため構造的に複雑でも
BMWは全車種にFRを採用(一部4WDあり)している数少ないメーカです。1980年頃以前はみなこのレイアウトだったのになぁ〜。


FF えふえふ
FF:フロントエンジン・フロントドライブ

FFとはエンジンが
で駆動輪も
日本中の車のほとんどがこのレイアウトと言っても過言ではありません。
写真は、デカパンダくんがエンジンでフロントに搭載されていて、前輪を普通パンダくんが駆動しているの図。パーツ類もコンパクトでコストを抑えることができ、乗員スペースの居住性が高いことなどがメリット。前輪側にエンジンが搭載され、かつ前輪がかじ取りと駆動輪を一手に担当しているため前が重くなりがち。
現在では世界的にみても主流のレイアウトとなってますね。
FRは減るばかりですぅ...残念!!

MR えむあーる MR:ミッドシップエンジン・リアドライブ

MRとはエンジンが車のほぼ
中央にあり駆動輪が後ろ
スポーツカーなど一部の車に採用されています。重量物が中心に位置しているため、ドライバビリティーに優れ車としては理想のレイアウトと言われています。反面、デメリットは乗車人数に制限があること。
フェラーリや国産ではホンダのNSXなど一部の車種に限られています。
F1レーシングカーもこのレイアウトですよ〜。

RR あーるあーる RR:リアエンジン・リアドライブ

RRとはエンジンが
後ろで駆動輪も後ろ
世界的に見てもまれなレイアウト。RRのメリットは発進や加速時に荷重が後輪にかかるため、エンジンのパワーを余すところなく路面に伝達できます。反面、コーナーでは後方が重いためにいったん滑りだすと修正が難しいらしいです。

あの高価なポルシェが採用してます。
調べたらお安い車もありました!気分はポルシェで国産スバルサンバー!(笑)
小型バントラックですが

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